2025-08-25

皆さんこんにちは!
竹田工務店のブログを見て頂きありがとうございます。
建築士の周平です。
弊社作業場横の小屋が老朽化して庇が落下しそうになっているため、オーナーに危険であることをお知らせしました。
庇のブリキが錆びて穴が空き、中に水が溜まって木が腐って落ちそうになっています。
放っておくとシロアリもわきやすくなり、建物全体が朽ちる可能性があります。
工務店の定期的な点検とメンテナンスをしないとこのような状況になります。
メンテナンス不足な家に良くある症例です。そのためにも工務店の点検が必要です。
竹田工務店では5,000円で家全体の点検ができますので、気になる方はお問合せ下さい。
弊社で建てた家、若しくは1000万円を超える工事をさせて頂いた家は定期無料点検をしています。
こちらの建物は長年使用していなくて、オーナーも好きに改造してくれたら良いという事でしたので、工事をさせて頂くことにしました。
庇を撤去すると壁に穴が空いてしまいます。そうしましたら、少なからず外壁の改修が必要になります。それならば、いっそのこと道路側の壁を全面的にやりかえようと思いました。そうすることにより構造の腐朽、劣化も確認できます。
コストはあまり掛けられないので、弊社在庫の板を張ることにしました。
せっかくやるならば、何かおもしろい事をやりたいなと思いました。
そこで杉板張り実物大カラーサンプルモデルを造ろうと思いました。
木の家工務店として外壁の仕上げの一例として板張りを推奨したいと思っています。
しかしながら木は風雨にさらされると色があせます。
そうなりにくいように塗装しますが、やはり見た目は年月と共に変化します。
それを経年美として好まれる方もいらっしゃれば、汚いと感じる方もいらっしゃいます。
板は塗替えなくても品質としては問題ありません。見た目だけの事です。
板の塗装のメリットはプロにお願いしなくても一般の方で簡単に塗替えができます。平屋にすると足場を掛けなくても良いので尚更のことです。弊社でも多くの場合、本職ではない大工が木の塗装をしています。
それがわかるための杉板張り実物大カラーサンプルです。
本物の建物の外壁に張っていますので、年月と共に見た目は経年変化します。
その経年変化を好まれる方は大いに勧められます。それが汚いと感じる方は定期的なメンテナンスが必要であることを理解して頂いてから採用して頂きたいと思います。
色によって雰囲気が変わると思いますので、いっそのことなら全色使うことにしましたので、このようなカラフルな建物となりました。
地域の方も何ができるのだろう?と思っているかもしれませんね。
外壁の工事は完了しました。
建物の中を入るとびっくりすることがありました。
この建物は亡くなった芸術家が使っており、中から巨大な木彫りの立派な観音像が出てきました。相続者の息子様に問い合わせた所不要で処分しようとしていました。私は亡くなった芸術家の先生とも懇意にしていましたし、この観音像を少しずつ製作していたことも何度も見ていました。そんな観音様をすてては罰が当たりそうです。
それならば、ゆくゆくはここを観音堂として、観音様を安置して、工事の安全、地域の安全を祈念する場としたいなとも考えています。
今後も少しずつ工事を続けていこうと考えています。
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