2025-08-20

元信です。
外壁の焼杉板張替え工事をさせていただきました。
工事前 杉板と黒漆喰の外壁。経年変化がいい味を出していますが、新しい焼杉板に張替えていきます。
工事中 杉板の内側は土壁です。こちらの状態はよいので、上から焼杉板を張っていきます。
焼杉板の特徴は(中本造林(株)HPより)
1.焼くことで炭化作用が起こり、防虫及び防腐効果を有し耐久性が良い。
2.木材特有の調湿効果がある。
3.サイディングに比べ重量が軽いため、躯体にかかる負荷が少ない。
4.熱伝導率が低く断熱効果が高い。
5.メンテナンス(上塗り)や張り替えが容易。
6.環境にやさしく、癒し効果が高い。
上記のような長所があり、自然素材なので材質のばらつきや、割れ、変形を起こすことがありますが、長所については持続しますので、長い時間をかけて自然素材の良さを味わっていただけます。
工事後 完成した焼杉板の外壁は、見る角度によっても色合いや艶感が違って見えて、趣がありとても綺麗です。
木の外壁は防火構造の規定があり、取り入れることができない地域もありますが、新しい工法が開発されています。
欧州でよく見られる木外装で、外壁内の通気量が多く放熱性に優れ、デザイン的にもインパクトがある「ファサードラタン」。木厚板を目透かしで張るという外装です。※板と板との間に隙間がある「すのこ状」の外壁(イメージは、DIYで手軽で人気の【すのこ壁】)
こちらのファサードラタン施工例は、西方設計(築9年)《新建ハウジングvol.1040掲載》
1枚1枚の木の経年変化の違いが、遠目から見てとても目を惹く外壁に
機能も意匠も両立してる、天然木の外装の家もいいですね!
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