家づくりと大工さん~大工さんの仕事~

家づくりと大工さん~大工さんの仕事~

「木の家づくりと大工さん」という冊子【建築大工技能者等検討会 発行】で、大工さんの仕事について分かりやすくまとめられているのでご紹介します^^

日本は、昔から桧や杉などの山の木(森林資源)を使い、木の家づくりをしてきました。現代の木の家づくりと、その現場で中心となって働く大工さんの仕事を紹介します。

家づくりはたくさんの人がかかわる共同作業です。

【現代の大工が使う道具・工具・装備】
最近の家づくりは、機械ばかり使っているのでは?
いえいえい、そんあことはありません。手道具も使いながら、大工さんの手で家づくりを進めます。

道具の一例:墨つぼ、かんな、のこぎり、さしがね、コンベックス、さげふり、バール、玄能(げんのう)、のみ、インパクトドライバー、丸ノコ、タッカー、エアーコンプレッサーなど

大工さんの仕事場所は、いつも同じではありません。どこにでも移動して仕事ができるよう、大工さんの車には現場で使う道具がたくさん積まれています。使いやすく、揺れても崩れないように棚やコンテナなどを使って整理されています。

家づくりのプロフェッショナル☆大工になるには・・・建築系学科のある高校、木造建築系コースのある専門学校、建築系学科のある大学、木造建築系コースのある公共職業能力開発校、工務店での修行と認定職業訓練校 などがあります。

大工が活躍する現場は、家のほかにもたくさんあります。被災者が生活する木造仮設住宅、中大規模木造、神社・寺 など

大工のキャリアパス

現場の新しい取り組み①
建築大工技能者の能力評価基準→大工技能者一人ひとりを、現場で働いた経験年数と持っている資格から、4つのレベルで評価する制度です。レベルに応じたカードがもらえ、レベルアップの目標ができたり、カードを見せてお客さんに自分の能力をアピールしたりできるようになりました。

現場の新しい取り組み②
建設キャリアアップシステム(CCUS)→技能者(職人)が持っている資格や、建設現場で働いた経験を記録する仕組みで技能者の処遇改善を目指しています。

現在の家づくりは、工場加工や道具の機械化が取り入れられており、大工技能者が担う仕事は、かつての手加工などから組立て作業を中心とするものに変化しています。しかし、部材同士の接合や細かい仕上げ部分、リフォーム工事などでは、木造・木材に関する技術、技能が必要なことに変わりはありません。今までも、これからも日本の木の家づくりの中心には、大工技能者がかかせません。

また、建築大工の技能向上に向けて、技能五輪や技能グランプリなどの技能競技大会があり、仕事で磨いた技能を発揮する貴重な場であると共に、広く一般市民に対して技能の重要性をアピールする場にもなっています。技能五輪は二年に一回世界大会(技能五輪国際大会)も開催されており、建築大工職種は毎回メダルを期待されるほど優秀な成績を収めています。

木造住宅は、日本の伝統的な建物の歴史を受け継いで今日に至っています。大工技能者は、その伝統と私たちの暮らしを支える柱であり、誇りややりがいとともに、完成時の喜びや達成感などが仕事の魅力です。

これからも、志ある大工さんが増えていくことを願います♡

 

 

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