2025-11-21

建築士の周平です。
エアコンが嫌いなお客様の家を一年点検しました。
連日の酷暑の中、エアコンなしでのこの家が暮らせたか、ドキドキです。

田舎暮らしをされたいということで、機械になるべく頼らない、スローライフをされている方の家です。お庭は畑をつくられています。後ろの山並みと家がマッチしていてほっこりします。

玄関前の深い軒の下は、ご自分で砂利を敷かれています。舗装されるよりも良い雰囲気です。

この家は広い土間が特長的。12mmの杉板壁はどこでも物をぶら下げる事ができます。

勾配天井として、構造の梁を見せていますが、ここから色々なものをぶら下げたいと設計時にも言われていました。自然の竹をぶら下げられていて、良い雰囲気です。

居間には堀座卓があります。和紙壁紙、杉無垢フローリングの自然素材が裸電球にマッチしています。ここからの畑の眺めも良い感じです。

建物の角を凹ませて、自転車を置くということでしたが、予定通り自転車置き場になっています。
隣地の木の陰がシラスそとん壁かき落し仕上げの壁面に写り良い感じです。

竣工祝いに濡縁型のベンチをプレゼントしました。ここによく腰をかけられるようです。

深い軒には物干しをぶら下げられたいというご要望がありましたので、構造には関係の無い梁を追加しています。ロープで自然竹の物干竿をぶら下げられています。スローライフな暮らしに合っていますね。

お庭の畑はこんな感じ、イノシシ除けの電線があるので気をつけてとの事です。今度は野菜が育つ季節に訪問してみたいです。
弊社では竣工後1年後に全体点検とお客様インタビューをしています。
弊社で2回目の新築でしたが、前回よりも改良して断熱の性能をあげましたがいかがだったでしょうか?機械を使わず気温より室内温度を下げる事は通常できません。
記録的な猛暑日が続いたこの夏でエアコン無しで暮らすことはできたのでしょうか?
前の家では暑い日は家の中に居ることができなく近くの神社で避暑されていたと聞いていました。
今年は家を出ず、エアコン無しで快適に室内で暮らせたというお言葉を頂きました。
しかも、外よりも家の中の方が涼しいとの事です。
これには私も驚きました。
屋根には遮熱シートを張りました。これで太陽熱が家の中にはいりにくかったのでしょうか。
以下は当時の遮熱シートの工事の様子です。

断熱、気密性能も上げています。壁はセルローズファイバー、屋根はウッドファイバーとして、室内の湿度を抑える自然素材の断熱材としています。蒸し暑さも減ったと思われます。
断熱性能が高いため夜の低い気温が室内に残っていたという事だと思います。屋根の出が大きく、壁面に太陽熱が当たりにくい事も涼しい理由だと思います。
とにかく、狙い通り、エアコン無しで快適な家になっていたという事で、設計者として嬉しい限りです。
さて、一年点検の様子です。

新人の社員大工も意図的に点検に参加させています。つくりっぱなしではなく年月がたてば建物がどのようになるか学ぶためです。生のお客様の声を聞き、喜びと反省を工事に活かすことを目的としています。また、大工ですので、不具合があればその場で直す事もあります。

今回は営業スタッフも点検に参加しています。

屋根に登り点検します。普段見えないところを主眼に点検します。ガルバリウム鋼板横葺きの屋根は美しい状態のまま問題ありませんでした。

屋根裏も入って点検します。

屋根の断熱材、壁の断熱材も問題ありません。

床下は設計者の私が潜って点検します。こういった、住んでいて普段見ないところの点検が重要です。
以上、特に問題はありませんでした。次は3年点検をします。よって、2年後の総点検を大工と行う予定です。
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