屋根の葺き替え（明石市）

周平です。

築２０年になるA邸の屋根葺き替え工事をおこなっています。屋根の他、外壁の塗装も行われます。明石市のリフォーム助成が抽選で当たりましたので、それを活用します。明石市から１０万円の助成が出ます。明石市のリフォーム助成は毎年募集があります。御存知でない方が多いので、私の方からご案内させて頂いています。結構な確率で抽選に当たりますのでお勧めです。下は工事前の写真です。

まずは、既存の瓦をめくって撤去します。今回は和型の瓦で土が乗っていました。土も丁寧に撤去し、掃除します。

撤去後の写真です。

今回はカラーベストという屋根材を採用しました。工事前に熊本の地震がありましたので、耐震の事も考慮され、軽い屋根にして欲しいというご要望でした。重い屋根は地震の影響が受けやすく、耐震としては不利になります。工事前の和型の瓦は重い屋根となりますが、土も乗っていましたので、更に重い屋根となっていました。２案提案させて頂きましたが、今回はカラーベストを採用されました。カラーベストは年数が経つと塗替えが必要となりますので、ケイミューのグラッサという比較的もちが良い塗装を施している商品を採用されました。

　和型の瓦からカラーベストにしますので、屋根の厚みも下地の状況も変わってきます。よって、大工が入って屋根の下地をつくる必要があります。今回は既存の下地の上に野垂木という材木（下の写真左）を設置し、屋根を受ける野地という板（下の写真右）を設置します。

ルーフィングという屋根の防水紙を張った状況です。

下の屋根も同じように屋根の下地をつくっていきます。

カラーベストを葺いていきます。グリーンの屋根となり、雰囲気もだいぶん変わりました。リフォームした感じがし、家の方もきれいな色だと喜んでおられました。

工事はお盆前まで続く予定です。これから板金工事、壁の工事と進んで行きます。