2022-01-15
シロアリ予防の条件は3つ
- 再施工不要
- シロアリを予防して人体に無害
- アメリカカンザイシロアリ対策し、屋根に至るまでの構造材全てを予防する
現在でも多く使われている一般的なシロアリ予防ではこの3条件全てが当てはまりません。
上記3条件を実現できる工法はホウ酸によるシロアリ予防(ボロン・DE・ガード工法)です。
シロアリ予防はホウ酸処理を採用しましょう!
ここから長文になり、申し訳ありません。
ですが、とても大切なことなので新築住宅を検討されている方は是非ご一読ください!
シロアリ予防について、屋根から床下まで構造材の全てに塗ります。
理由はアメリカカンザイシロアリの対策をするためです。
このシロアリは外来種ですが、日本に長いこと生息しています。
神戸や明石でも発見され、被害が報告されています。
日本に元々生息しているシロアリは地中シロアリといいます。
このシロアリは土から水分補給をしており、床から高さ1m程度までシロアリ予防+5年に1回メンテナンスで床下の再予防をしていたら、大抵の予防はできていました。
しかしながら、アメリカカンザイシロアリはその名(乾材)のごとく、土からの水分補給が不要という特徴があります。
屋根裏から建物に侵入して、乾燥した材木でも好んで巣を作り、建物をじわじわと食い荒らしていくのです。
シロアリは羽根アリがいるので、空を飛んで引っ越しして、屋根から侵入してきます。
このシロアリに巣を作られると正直手立てがなく、お手上げ状態になります。
というのは、シロアリが発生した場合、壁や天井をめくって薬をまく必要がありますが、生活している家なので事実上できないし、多額の費用が発生するためです。
このようにアメリカカンザイシロアリの駆除や予防は建てた後では非常に困難になります。
そこで、新築工事の際にしっかりと予防しなければならないということです。
大切なことなのでもう一度書きます。シロアリ予防の条件は3つ
- 再施工不要
- シロアリ予防できるが人体に無害
- 屋根に至るまで構造材全てを予防
従来ではこの3条件に当てはまるシロアリ予防はありませんでした。
それをかなえるのが、今回ご紹介している【ホウ酸処理によるシロアリ予防】です。
今でも大多数で使われている一般的な工法は、この3条件全てが当てはまっていません。
- 効果がなくなるので5年に1回は床下に薬剤をまく必要がある
- 殺虫剤と同じ成分のため、人体に少なからず毒性分がある
- 揮発するので効果がなくなり、人体に毒性分があるので全ての壁・屋根に散布できない→屋根・壁から侵入するシロアリには対応できない
アメリカなど海外で古くから認められていたホウ酸によるシロアリ予防がようやく近年、日本で認められるようになりました。
ホウ酸処理の特長は
- 再施工不要なため、長い目でみると屋根まで予防しても結局安い
- 人体に無毒。床をハイハイする赤ちゃんにも安心
- 屋根まで予防することが可能。アメリカカンザイシロアリにも安心
写真は今回の工事(新築施工例 大きな吹抜がある大屋根の家(神戸市西区))での工事状況です。
人体に無害なので、工事業者は防護服を着ることなく、目鼻口を保護することもなく、ホウ酸を木材に散布していることがわかります。
ホウ酸は水に溶けるため、工事中は雨で流れないよう建物全体をブルーシートを張って保護します。
弊社が特にお勧めしているこれから木造では必須のシロアリ予防です。
長く住み続けられる家だから・・・とても高価な財産であるマイホームだから・・・
万が一を想定して、屋根までシロアリ予防ができるホウ酸によるシロアリ予防を新築工事で行いましょう!
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