建築士会全国大会

 周平です。

 

 建築士会の全国大会に行ってきました。今年は大分大会です。会場は温泉で有名な別府にあります。大分県は「温泉県大分」としてPRしているようです。

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 木造建築フォーラムに出席しました。建築士会でも木造について特に重要視しているようです。日本の多くの山が放置され、林業や国土保全の問題があるからでしょうか。「森林が多い所は田舎、建物が多い所は都会なので、地産地消をしてもしょうがない。地域で都市型木造を考えなくては木造の需要は高まらない。」という内容になるほどと思いました。地産地消する事がさも良いように言われる昨今ですが、確かに都市部にはそもそも木がありませんので、多くの建築物に地産地消は当てはまりません。われわれ建築に携わるものは、日本という国全体を視野に入れた地産地消を考えなくてはならないと思いました。国内で持続可能な社会(サステイナビリティー)となるよう、なるべく国産材を使う事が重要であると改めて感じました。

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 午後からは、環境部会セッションに出席しました。昨今省エネ住宅について制度が多くでき、近い将来義務化される見込みですが、日本の伝統的な工法では、その省エネの基準が達成しにくくなります。杓子定規に規制する事が本当に良いのだろうか、その地域には地域に適したカタチがあるのではないかという事で、国も伝統的な工法について緩和を考えているようです。東日本大震災発災からの昨今の省エネ制度については行き過ぎているなとおもっていましたが、国も伝統的な工法について見直しをしているようです。

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 その後、式典、大交流会と出席しました。

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 せっかくですので、大分観光です。

 

 別府駅前で記念撮影。なんともユニークな銅像があります。「子供たちを愛したピカピカおじさん」とかかれています。裸の子供がマントにぶら下がっています。良く見ると角があるので鬼の子でしょうか。この方は別府温泉のPRに貢献した油屋熊八という方です。見れば見るほど面白い銅像です。これをつくった作家がすごいなと感心しました。

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 大分と言えば「関アジ・関サバ」が頭に浮かびました。という事で佐賀の関へ。「関」ではなく「佐賀の関」です。大分なのに何故「佐賀」なのかは置いておいて、「関アジ・関サバ館」というところへ行ってきました。入口の海鮮丼の写真に圧倒され、思わず注文。アジが生きています。サザエもついています。刺身がはみ出てます。これはすごいと思いましたが、佐賀の関産ではありますが、残念ながら関アジ・関サバは乗っていないようです。しかしながら、大満足の一品でした。

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 大分からひたすら車で家路へ。2日目はほぼドライブという一日でした。会場まで遠いなと思いましたが、勉強になりました。

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