『引戸の向こうは子室☆人が集まるウッドデッキアプローチの家』お客様の声

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お客様の声

『引戸の向こうは子室☆人が集まるウッドデッキアプローチの家』

 

『引戸の向こうは子室☆人が集まるウッドデッキアプローチの家』にお住まいのご家族に、家づくりを考え始めた頃~現在(住んで一年ほど)の様子をインタビューさせて頂きました。

人が集まるウッドデッキアプローチの家 お客様の声

Q.家づくりのきっかけは何ですか?

奥様:住んでた家(主屋)は居間と台所が離れてる昔ながらの間取りで、生活動線とかが住みにくいなあって。
最初はそこをリフォームして改善できたら・・・という話から始まったけど、なかなか思うようにいかなかったのが新築を考えるきっかけになったかな。

御主人:最初は主屋をリフォームして、家族全員が一ヶ所に集まって、一緒におれる場所を目指した。キッチンにリビングが面しとったら、料理してる間も一緒におれるっていう、そういうリフォームをしたかったんやけど、ちょっと難しいかなと。
ほんなら、隣に土地が空いてるからここへ建ててしまおうかっていうそんな感じです。

 

Q.住宅会社探しはどのようにされましたか?

奥様:元々は向こうの家(主屋)を工事しようと思ってたので、古民家を触れる大工さんと設計士さんがいる工務店がいいなって。そういう希望があって、インターネットで調べてて、たどり着きました。
勝手な思い込みですけど、例えば工務店が設計士さんに依頼したら、設計士さんはその設計をしたら終わりっていうイメージがあったので・・・。そして実際、建てるのは工務店ってなったら、もし、もうちょっとこうしたいなっていうのが、ちょっと通りにくいのかなと思ってて。それだったら、工務店の中に設計士さんがいる、大工さんが設計士さんとか。設計士さんがいる工務店だったら希望が言いやすいのかなとか、通りやすいのかなっていう想像で。
一緒のところがいいなって初めから思ってて、そういうところを探した。

御主人:今の時代インターネットで調べて、口コミとかなんやかんやって見ていくでしょ。設計士さんと工務店がちゃんと繋がっていないところって、後々問題が出てきやすいっていうか、口コミもあんまりよろしくないところが多かった。

竹田:僕も建築家が設計した家の施工をしたことがありますが、ここはもうちょっとこうしたらいいんじゃないかなっていうところも言えないんですよね。やっぱり設計者の顔を立てんとダメなので、そういった意味でも設計施工一貫の方がええかなって。自分が良いと思う家をつくりたいと思っています。

 

 

 

Q. 弊社を選んだ理由は何ですか?

奥様:古民家を触るにはやっぱり大工さんじゃないとって。大工さんでもみんながみんな触れるわけじゃないっていうのは、近所の人から聞いてました。
みんな昔から馴染みの大工さんにお願いをしてるみたいだけど、うちにはそういうのなかったので。


竹田:ありがとうございます。設計と工事が一貫していることと、古民家を工事できそうな大工のいる工務店だったというところですね。

 

Q.御主人がこだわったところは何ですか?

御主人:特別こだわったとこはないかな。ひとつ言うとしたら、天井は高く。もう梁が見えとってもええくらい。

 

Q.奥様がこだわったところは何ですか?

奥様:家族みんなが一緒におれる空間です。あんまり仕切りのない、ひとつの空間。

竹田:あと小さくてもいいから、個室をリビングに接するように配置してほしいというリクエストも聞いてました。子どもたちがスマホやゲームしながら喋ったりするから、そういうときに仕切れるようにしたいと。

奥様:そうですね。今まではみんなで雑魚寝やったのが、子どもたちもだんだんプライベートな空間が欲しくなってきたみたいで。分けれたらいいかなって。

 

 

Q.提案内容を見たとき、どのように思われましたか?

竹田:今のこの家よりもうちょっと大きかったと思うんですよね。中2階もあったかと。

御主人:予算的に許されたらそれをしたかった。ロフトも正直つけたかった。急に木材やなんや価格が上がり始めた頃やったんで、もうちょっと予算があったら、ああしたかったっていうのはあるけど。

奥様:最初の計画からだんだん削っていって、最終こうなったときに狭いかなと思ったんですけど、リビングがもっと広かったら良かった、お風呂が大きかったら良かったとか全くない。住んでみたら、もう本当にベストな広さ!

竹田:当初案は何百万も上がってたので、出っ張りを減らして、建物の高さも低くしていったり、色々やっていましたよね。専門用語でVEと言いますが、価値を下げずに値段を下げるという技術なんです。逆にCDもあります、コストダウンですね。今回VEが出来たなと、自画自賛ながら感じています。

 

Q.弊社の提案で良かったところはありましたか?

御主人:最初は10年に一度の外壁塗装も不要とかお手入れも簡単とかで、外壁をガルバリウムでと僕ら言うとったと思うんですよ。やけど、竹田さんが木のやつでしはったらと言うてくださって。それでいったら、ごっつええ感じに仕上がった。カウンターの腰壁もクロス貼りする予定やったんが、木材があるんですって張ってくれた。めっちゃ良い。して良かった。

奥様:私はお風呂の窓。掃除するのが嫌すぎて、トイレもお風呂も窓はいらないって言ってましたけど、窓をつけたお風呂は自然換気で乾燥できていいです。アドバイスもらえて助かりました。

竹田:そうそう、やっぱり自然の力には敵わない。閉めたらもう一日でもすぐかびちゃいます。なるべくなら機械の力を頼りたくないなって思うところがあって。もちろん、頼らざるを得ない部分ありますけど、エアコンとかね。
でも自然の力で出来る分はなるべくそうしたいなって意識はあります。なんかごり押ししたみたいでどうかなと思ってたので、良かったです。

 

 

Q.打合せはいかがでしたか?

奥様:ああだこうだと、わがままもいっぱい聞いてもらって。

御主人:何回も何回もほんまに変更もしてもらったし、感謝しかない。

 

Q.現場の職人や業者の対応はどうでしたか?

御主人:みんな人当たりのいい人ばっかりで、丁寧に仕事してくれました。

 

Q.家づくりの感想をお聞かせください。

奥様:この設計をする前にどう住みたい、今どんな風にどういうことが困ってる、そういうことを細かく聞いてくれた上で設計してもらったので、言ったことが形になったという感じ。

竹田:私は初めに「何LDKは聞きませんので」と話をして、どういった趣味とか何時に起きてとか、どういった使い方をされるかっていうことをお聞きした上で、私が考えますみたいな感じ。でもそういうことを知らないと、恐らくこの間取りにはならない。他の家に当てはまらない間取りだと思うので。

奥様:各家庭で住み心地とか住みたい感じとかが違うからね。やっぱりそういうのを細かく聞いてくださった上で形になってるので、多分それで満足度が高いんかな。私たちが考えてるものと全然違うものが出来上がったという、そういうズレがないのかなって思いました。

御主人:最低限押さえてほしいとこ、押さえた上で設計してもらっとうから。これは出来ます、出来ません。あと、これは出来るけどせん方がええとか、はっきり言うてくれた。

 

Q.ここからは住んでからのご感想をお聞きします。
住まれて1年程度になりますが、住み心地はいかがですか?

竹田:夏はどうですか?

奥様:エアコンひとつですごく快適。リビングのしかつけてないんですけど、一応24時間ずっとつけて切らずに、夏の間温度は一定にして、あとは扇風機で風を送ってるだけ。

御主人:それでどうしても無理そうやったら、自分らの寝室にもつけようかなって言うとったんですけど、つけずでいけました。

奥様:常に一定の緩い感じでついてたから、電気代もそんなに高くなくて良かった。向こう(主屋)だったらソーラーつけてても夏場は電気代3万、4万いってたので。それがこっちは6人いても9,000円くらいやったんです。

御主人:ソーラーも天候に左右されるから一概には言えんけど、それでも電気代1万円超えたことってほぼなかった。冬場も。

 

Q.冬の住み心地はいかがですか?

奥様:1年通して温度が一定なので、暑すぎず、寒すぎず、ずっとこの半袖半パンで冬も過ごせるぐらいの暖かさ。床もぬくいですし。お客さんが来たときに、「これ、床暖入ってるの?」と訊かれました。エアコンつけてなくてもむちゃくちゃぬくいって。

御子息:毎年冬は昼間でも毛布被るくらいやったのに、この家やと毛布いらん。

御主人:なにが幸せって、底冷えしないのがほんまに良い。

竹田:杉はよくそう言われます。傷つきやすいので気にされる方も多いですけど、でもやっぱり住み心地にはかなわんかなって。
僕は、そもそも傷つくもんです。染みつくもんですとあんまり気にせんように伝えてます。

御主人:よっぽど寒い日とか昼間はちょっと暖房つけることもあったけど、夜は消してから寝る。もちろんエアコン1台。唯一、掃出し窓の端だけは、冬は冷気が来るなっていうのは若干感じます。

竹田:今回、壁も天井も可変透湿のシートを使ってるんです。湿気が多いときは吐いて、出てほしくないときは閉じるみたいな仕組みです。
「澄家」も熱交換して各部屋から空気吸ってるので、ある程度効果あるのかもしれません。
窓はコールドドラフト現象と言うんですけど、ここだけ少しグレードを上げても良かったかもしれませんね。サッシは熱が逃げるのが大きいので、サイズが大きいところだけはやっても良かったかもしれない。

 

Q.中間期の住み心地はいかがですか?(インタビュー時期:6月)

奥様:ちょうど今ぐらいのことですよね。窓を開けても十分心地がいい。もう少し暑くなってきたらエアコンつけるか迷う。

御主人:迷うけど、こうやって全部開けて風が通ってくれたら涼しい。風通しも日当たりも良い。日当たりはもう当たりすぎぐらいやけど、夏はともかく、冬は暖かいね。夏もロールスクリーンを半分だけ下ろして、調整してます。

 

 

Q.リビング(家族の間)の居心地がいかがですか?

奥様:バッチリです!近所の4家族ぐらいが年に何回か集まって、一緒にご飯食べたりゲームしたりするんですけど、20人くらい来ても大丈夫。居心地良いです。

 

Q.キッチンカウンターはどのように使われていますか?

奥様:時間がずれて、ひとりでご飯食べるとかそういう感じ。

竹田:家族それぞれ朝食を食べる時間が違うから、ここで食べれるようにってお話がありましたね。

 

Q.個室(子室)についてはいかがですか?

竹田:実は一坪もないんです。畳2枚もない大きさで、もう極端に狭いんですけど。

御子息:無駄に広かったら荷物置きたくなるんですけど。狭いから、最低限しか置かへんし。僕は基本的に寝るだけなんですけど。

奥様:各々がやりやすいようにカスタマイズしてるね。扉開けたらリビングなので、移動せんでも家族と合流できる(笑) ただ、子どもが夜勤のある仕事してるのでやっぱり昼間寝てると、掃除機掛けたらうるさいかなとか。そういう音はちょっと気になると思います。

竹田:そういうのが気になるご家庭もある。それぞれの家庭や事情によって、家も変えていかないといけないです。

 

 

Q.玄関収納の使い勝手はどうですか?

奥様:すごく良いです!みんな帰ってきたら、そこに靴、鞄置いて。前みたいにリビングに鞄や服脱ぎ散らかしみたいなのが今は全くないです。ストレスもないです。

 

Q.台所はどうですか?

奥様:広すぎるくらいの幅があって、使い勝手もいいし、今までのひとりで孤独に料理を作ってるっていうストレスからも解放された!ご飯を作るのは好きでも、その孤独な時間が苦痛だったので・・・

竹田:床下点検口の中に当初は収納庫を入れようかと思ってたんですけど、それいらないって話になって。その後どうですか?

御主人:床下は温度が一定やからそこに味噌の樽や梅酒を入れとくのにベストです。

Q.室内干しルームはいかがですか?

奥様:日当たりもいいですし、風もよく通ります。朝干して、夜には乾いてます。雨の日とか冬は乾きが悪くて生乾き臭がすることもあるので、窓を閉めて除湿機使ってます。

竹田:これまでは2階のベランダで洗濯物を干すっていうのが当たり前の感覚で、夜に干す発想もなかったんですけど。今は夜に干される奥様方も多くて。で、ベランダには虫が出るわ、怖いわ、寒いわとかで室内干しが主流になってきてますね。

 

Q.寝室はいかがですか?(四畳半)

奥様:狭いとは思いません。

御主人:自分の頭の上に専用の窓があるって言うのはほんまに嬉しいです。それぞれの感覚で開けたり閉めたり、風を入れられるのが良い。

Q.収納についてはいかがですか?

奥様:住んで半年ぐらい経つと気をつけてても要らない物も増えるんですよね。服も着ないのに置いてたりとか。でもあそこ(収納部屋)に入るだけと決めてるので、定期的に整理する機会になってます。

竹田:余分に収納がないのが逆に良くて、今は適度な感じなんですね。

 

Q.バスルームやトイレはいかがですか?

奥様:適度です。トイレは窓がないから、もっと臭いがこもるかなと心配してたんですけど、全然。お客さんには「トイレも木の匂いがする」って言われます。

竹田:「澄家」で常に24時間換気している効果ですね。

 

Q.「澄家」についてはいかがですか?

竹田:よく換気口が目詰まりすると聞きますが、それはどう思われますか。

奥様:1週間から10日に1回ぐらいは掃除する。最初からそうやってリズムを作ってしまえば別に苦ではないかな。掃除機で吸うぐらいやし。

竹田:お子さんたちが特にアレルギー体質と聞いていましたが、現在はどうですか?

奥様:みんな症状が治まってます!イライラとかしんどさとか多分軽減したと思います。

竹田:ハウスダストって大体床下を飛んでるんです。普通の換気扇は上から吸うのであんまり吸わないんですけど、「澄家」は下からなのでよく吸う。その反面よく目詰まりしますが。

奥様:それが本当に実証されてるなと。効果覿面です。

 

Q.住み心地について感想を改めてお願いします。

御主人:快適としか言いようがないですね。生活動線を回遊型にしてもらったんもそうやし、使い勝手もめちゃくちゃ良い。

奥様:台所が嫌だなとか、洗濯物干しに行くのああ嫌だなっていう、何気ないストレスがかなりあったんですけど、それが今本当にないので住み心地は本当に良いです。

御子息:快適です。

 

Q.これからお家を建てられる方にアドバイスをお願いします。

御主人:妥協できる点とできひん点をはっきり自分で線引きしとくことかな。これだけはちょっと譲りたくないんです。で、他の妥協できるとこはやっぱりプロの意見聞いて、そっちの方向へ進んだ方が圧倒的にええから。
あと、台所まわりの回遊動線は採用した方が絶対良い。

奥様:私は設備にはあまりこだわりがない。でも、この間取りだけは絶対こうしたかったっていうのがあって。曲げられないところがあればそれを明確にする。

 

 

 

Q.工務店に望むことがあればお聞かせください。

御主人:やって大丈夫なことと、やらん方がええよっていうことまで言ってもらえたら。できるけどあんまりおすすめしませんよとか。やってから後悔するより、はっきり言うてくれた方がいいな。

 

Q.全体的なご感想をお聞かせください。

御主人:建てて正解でした。

奥様:ありがとうございました。

 

 

 

インタビュー日:2024年6月8日   

 

『引戸の向こうは子室☆人が集まるウッドデッキアプローチの家』施工例→こちら

 

インタビューを終えて

この度は、インタビューに詳しくお答えいただきありがとうございました。弊社にお問合せいただき、当初はリノベーションでお話しておりましたが、なかなか思うようにまとまらず、新築完成見学会にお越しになられたところから、お話が展開しました。ご要望を聞かせていただき、竹田が青空の下、現地で一日を過ごしながら設計しました(その時の様子のブログはこちら)。ご夫婦、ご家族の思いが形になった個性的なお家で、とても喜んでいただいており、スタッフ一同大変嬉しいです。これからも、たくさんの人が集まったり、気軽に立ち寄れる憩いの場・木の家で繋がりを深める楽しいお時間を過ごしていってもらえると幸いです。この度は、貴重なお時間をありがとうごいました。    竹田工務店㈱スタッフ一同

 

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