外壁は左官職人によりスーパー白洲そとん壁Wをかき落としで仕上げる

外壁は左官職人によりスーパー白洲そとん壁Wをかき落としで仕上げる

外壁はシラス素材のスーパー白洲そとん壁Wのかき落とし仕上げとしています。

シラスは鹿児島県に広く分布する火砕流の堆積物の事です。

シラスの外装材は防水性・透湿性・耐久性・快適性・デザインに優れた100%自然素材の材料です。

下は外観の完成写真です。

また、シラスは無機質の天然セラミック素材であるため、汚れはあるものの褪色・劣化・品質の低下が起こりにくいため、塗替え等の維持管理費を大きく低減できる優れた材料です。

 

さて、そのスーパー白洲そとん壁Wの工事の様子についてです。

今回の設計は壁の中に空気が通るようにし、壁の中の結露、日射の抑制、万が一の雨水の侵入した場合の排水として通気層を確保しています。そのために空気が入る所と出る所を確保するため、屋根と壁、壁と基礎に隙間を空けています。下は屋根と外壁の完成写真です。

屋根の裏側の杉板と外壁に隙間を設けているため、シャープなデザインとなります。ここから空気や湿気が排出されます。隙間から虫が入らないように予め防虫網を設置しています。

まず、その隙間を確保するための工事です。外壁の通気層を確保のため、壁の下及び上に見切り部材を設置します。

壁の下の見切り部材の設置です。壁の上も同様に設置します。

続いて、窓や換気口周りに両面の防水テープを貼ってから防水紙を張ります。左官下地には通常透湿性がある防水紙は貼れませんが、今回、壁内の湿気の排出を重視していますので、左官の下地に使えるメーカー指定の透湿防水シートであるモルタルラミテクトを張っています。

そとん壁はそれだけで防水性がありますが、万が一雨水が侵入してきてもここでも防水機能が備わっています。その奥に入ってきたとしても、通気層、防水シートがもう一枚ありますので、4重の雨漏り対策となっています。

左官材料がしっかり壁にくっつくようにラス網を張っていきます。

続いて、角を補強するため部材を入れて固めていきます。

シラスの下塗り材を左官しました。

白洲そとん壁の上塗りを左官します。

仕上として表面をかき落として凸凹にします。シラスのそとん壁が地面に落ちますが100%天然の自然素材であるため、問題ありません。

外壁のそとん壁の完成です。

 

次の工程のブログはこちら→木工事(4)~杉で作ったオリジナルの食器戸棚を大工が安く製作する~

 

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